天然ガスを含む地下水は、かん水と呼ばれ、このかん水の中には世界的に貴重な元素であるヨウ素が含まれています。
写真は、かん水から抽出・製造されたヨウ素です。
ヨウ素

1 曝気・ろ過 地下から汲み上げ、天然ガスを分離した後のかん水を空気で酸化し、鉄分を析出させ、ろ過します。
2 放散 塩素を吹き込むことで、ヨウ素を遊離させ吸収塔へ追い出します。
3 吸収 ヨウ素を含む空気を還元し、濃縮液とします。
4 晶析・精製 晶析反応槽でヨウ素を析出させ、溶融釜で精製し、冷却粉砕して製品ドラムに詰めます。


ブローイングアウト塔
かん水から分離し、ヨウ素を濃縮します

荷姿(50kgドラム缶)



 ヨウ素は古くから医薬用の原料として使われてきましたが、最近は工業用やエネルギー開発など、幅広い分野での活用が進んでいます。次代のエネルギー源として注目される太陽エネルギーを利用した水素の製造、石油代替としての石炭液化等の活用。また、放射能汚染から人体を守るために投与される薬剤、レーザー光線の素材といった先端技術分野。さらに、レントゲン造影剤、新抗生物質をはじめとする医薬品、自動車のシートベルトやタイヤなどの化学繊維強化剤、そして農薬、写真の感光剤など、身近なところでヨウ素が活躍しています。


1999年3月ISO-9002取得(ヨウ素の製造・販売)